探偵になる方法、興信所で働く方法

探偵・興信所。現在でも有名な職業です。しかしあまり一般的にはなじみがない職業だと思います。
例えば大学生が卒業前に進路を決める際には様々な求人資料を見ます。しかしその中で探偵・興信所の求人というのを見る機会はすごく少ないように感じます。
求人情報誌や求人サイトでも目にする機会は少ないのではないでしょうか。

一体、どのようにしたら探偵になれ、興信所で働けるのでしょう。

基本的には探偵になりたかった場合、すぐになることができます。探偵や興信所を開始する前の日までに公安委員会に申請すればいいのです。

探偵業開始届出書と添付資料(履歴書など)、そして手数料を払って申請すると、探偵業届出証明書が交付されます。これで探偵・興信所業を営むことができます。

しかし、それは探偵事務所や興信所と名乗ることができるだけです。探偵としての知識、技術を持たないのであれば当然、職業としては成り立ちません。

例えば、車のナンバーから使用者の住所と名前を確認する(現在はもう少し複雑な方法が必要なようです)、失踪者の行方の探し方、浮気調査の場合でも尾行の仕方を知らないのであれば、依頼者の依頼に答えられるわけがありません。

まずは探偵・興信所を養成する学校へ通うというのも一つの方法としてあります。現在では全国に何箇所も設置されているようです。

そこでは主に、尾行の仕方、効果的な聞き込み、盗聴・盗撮行為の発見方法など実用的な技術・知識を学びます。

学校によってはさらに、経営方法、興信所の広告の出し方、依頼者からの電話の対応の仕方、民事裁判の事例までも学ぶこともできるそうです。

ここで必要な知識・技術を学んだ後、探偵・興信所業を営んでいく過程で少しずつ本物の探偵になっていくのではないでしょうか。

探偵・興信所の収入はどのくらい

探偵・興信所。あまり身近にはいないイメージがあります。そのため収入という面でもイメージしにくいものがあります。

探偵・興信所の経済的な収入はどのくらいになるのでしょうか。
現在、探偵・興信所業を営んでいる人の収入は一般的なサラリーマンとほぼ変わらないようです。駆け出しのころでは月給15~20万円という人も少なくないようです。

勤務時間はどれくらいなのでしょうか。依頼者からの依頼によって勤務時間は変わるようです。夜間に仕事をすることも多いようです。
さらに1日の労働時間が18時間を超えることも珍しくないようです。

では業務内容の面ではどうでしょうか。探偵・興信所は夫の浮気調査や尾行・聞き込みといった特殊な動作を必要とします。さらに危険な作業も多いようです。

例えば、行方不明者の捜索を依頼されたとします。その対象者が自分の意思で家を出たのならいいのですが、多額の借金があって行方をくらました、犯罪、事件などに巻き込まれて行方がわからなくなった、などの人間の捜索にはこちらの身にも危険が降りかかってきます。
このような人物の捜索は断っているという探偵・興信所の方もいるようです。

すると調査会社の調査料金のほうはどうでしょうか。業務内容に比例して多くなっていたりするのでしょうか。

例えば、浮気調査の場合だと、探偵・興信所1名を1時間雇うと7500円~15000円ほどの料金が目安だと思われます。これに必要経費がプラスされます。1回の依頼で20万円以上になるところも珍しくないようです。
そのためパックプランにして料金を割安にしているところもあるようです。これだけ聞くと収入は良いように思えますが、毎日依頼があるわけではありません。
業務内容では決して楽なものではないと思われます。しかし収入の面では会社員と同じです。

金銭面以外での魅力。自分の推理がぴったりはまった瞬間が好き、そういった魅力を感じられないと続けられない仕事ではないでしょうか。

探偵・興信所の現状とはどのようなものだろうか

街を歩けば○○探偵事務所・○○興信所などという看板を時折見かけます。

時代が移り変わって、人間関係は希薄になってきたために探偵・興信所への依頼は多くなってきたと耳にします。

現在、全国にどれだけの数の探偵・興信所事務所が存在するのでしょうか。

現在では登録されている探偵・興信所業者は5000件を超えていると言われています。

しかしその全てが探偵・興信所としての業務を行っているわけではないようです。廃業・休業しているところも含まれています。

探偵・興信所業は基本的に公安委員会に登録すれば誰でもなることができるので、事務所として何人ものスタッフを抱えているところもあれば、個人事務所で登録だけしている、というところもあります。

インターネットの普及は探偵・興信業に打撃を与えているようです。ひと昔前までは探偵・興信所にお願いしていた専門の知識や情報などは、いまや簡単に手に入るようになってしまいました。

一説によるとある年に素行調査の広告を依頼してきた10社の探偵・興信所事務所のうち、次の年には1社しか同じ会社はなく、9社はまた新たな会社であったとも言う話もあります。

探偵・興信業を営むのは困難なことなのでしょうか。しかし、消えていく業者もいる反面、しっかりと利益を出して何十年と探偵・興信所業を営んでいるところもあります。

探偵・興信所はその手続きの簡単さから業者数は増えましたが、必要な能力・知識を持たない業者は消えていき、優良な業者は残っていくというのが現状ではないでしょうか。